
けどフェレットってどうやって飼うの?
今回はフェレットを飼ってみたい方の為にフェレットを飼う前に知っておいてほしい事をまとめています
フェレットは小動物であまり懐かないイメージがありますが
実は犬や猫に負けない位人間が好きで人懐っこくて可愛い動物です
ぜひフェレットを飼う前にフェレットについて理解をし、家族として迎えてあげて下さい
この記事で分かる事はこちら
- フェレットがどんな子か分かる
- フェレットを飼う時に必要なものが分かる
- フェレット用品のオススメが分かる
- フェレットを飼う前に知っておくことが分かる

フェレットってどんな子?
フェレットはイタチ科の肉食動物です

ですが生肉を与える必要はなく、ドックフードの様な乾燥しているフェレットフードを主食とします
肉食の為野菜などを与えると消化不良を起こし、下痢を起こす事があるのでやめましょう
そしてとても人間が大好きで人懐っこい生き物です
歩いている後ろをぴょんぴょんとくっ付いて歩いてきます
芸を覚えるフェレットも居る様ですが、とても根気がいりますのでオススメしません

嬉しい時は「クックッ」「ククク」と喉をならしたりします
時に「シャー」と音にならない様な声で威嚇したり、すごくびっくりすると「キャー」と声を出す事があります

フェレットは夜行性と言われていますが、環境に合わせて生活が出来ます
昼間に元気に遊びまわる事もできますし、夜も静かに寝る事も出来ます
暑さに弱い生き物なので夏場は一日中エアコンが必須です

1日の大半は寝て過ごしている為、ケージ内でのお留守番も得意です
その為一人暮らしでも飼いやすいと言われています
フェレットを飼う際に必要なもの
フェレットを家族にお迎えするにあたって必要なものがあります
- フェレット
- ケージ
- ハンモック
- トイレ・砂
- ご飯
- 給水ボトル・水受け
- オモチャ
- ペットキャリー

フェレット
一番気になるのが家族となるフェレットですよね
フェレットはペットショップやホームセンター等で販売されています
ファーム(出身地)や毛色で値段が異なりますが
費用は大体2万円~8万円程
個体によって異なりますが男の子のほうが体が大きくなる事が多いです
体重は0.8キロ~1.5キロ程が一般的です
この写真はパスバレーと言われる品種で毛色はセイブル
フェレットの毛色では割と種類で多く出回っている毛色になり、一番手ごろなお値段で販売されていることが多いです
ケージ
ケージはフェレットのお家です
高さよりも広さを重視して選んであげて下さい
ケージの高さがありすぎると登った後落ちて怪我をする可能性があります

上記の写真は我が家の4代目フェレットのコア君です
ちなみに、このケージはウサギ用のケージです
彼は生後2か月の頃に我が家に来たのでこの大きさのケージで十分でしたが
大人になった彼には少し狭いですね…
その為このケージは最終的に車での長距離の移動用になりました

ハンモック
フェレットはハンモックで寝ます
ケージ内で過ごす大半はハンモックの中で寝ているかもしれません
その為ハンモックは汚れやすいので洗い替えとして2枚は購入すると安心です

暑さに弱い生き物なので
夏には夏用の薄い生地で作られたハンモック
冬には温かい生地で作られたハンモックにしてあげるのが良いです
冬場はこの様なモコモコ素材で潜れるタイプもオススメ!

トイレ・砂
トイレと砂は店員さんに
「どのトイレと砂を使っていましたか?」と聞いて飼育時と同じトイレ・砂を購入しましょう
その方がお家に連れて帰ってもトイレを教える必要がなく、トイレの場所でうんちをしてくれる子が殆どです
トイレの砂は猫用のトイレ砂でも代用できますが
時々トイレの砂を食べてしまうフェレットもいます
猫用の砂は水で固まるタイプが多いため、もしフェレットが食べてしまうとお腹の中でトイレの砂が固まり最悪の場合死に至るケースもあります

ご飯(フード)
ご飯もトイレと同様に、まず店員さんに今までどのフードを与えていたか聞いて
今まで食べていたのと同じフードを購入しましょう
フェレットはグルメなのでフードが変わったら一切口にしない子もいます
またフェレットフードは製品リメイクで味が変わったり、廃盤や終売になることもあります
少しの味の変化で全くフードを口にしない子もいるため
フェレットをお家に連れて帰って慣れてきたら、何種類かのフェレットフードを混ぜてあげるようにして下さい
もしA・B・Cの3つのエサをブレンドして与えていた場合
仮にAのフードが廃盤や味のリメイクになったとしてもB・Cのフードがある為
フェレットがフードを食べてくれないという事態は避けられます
給水ボトル・エサ入れ
フェレットのお水はフェレットがペロペロ舐めてお水が出てくる給水タイプがオススメです
置き型の水入れでも良いのですが
フェレットは遊ぶのが大好きな為、入れ物をひっくり返したり、
水入れの水を掻き出して遊んだりする可能性があります
給水タイプが苦手な子なら写真の様に水受けを固定できる水入れもあります

夏場など水置きの水がなくなってしまうと脱水症状になる危険性もある為
水入れはひっくり返る心配のない、給水ボトルか、固定できる水受けにしましょう
おもちゃ
何度もお伝えしていますが
好奇心旺盛なフェレットは本当に遊ぶのが大好きです
私の経験上フェレットは
- カサカサ音が鳴るもの
- モフモフしたもの
- 筒状で長いもの(身体が入る大きさ)
この3点は高確率で彼らにとって大切なお友達になります
モフモフした猫じゃらし・ビニール袋は大好きです
他にも
この商品が我が家の子達には人気でした

キャリー
フェレットは年に1度動物病院でのフィラリアの予防注射が必要となります
また、病気が多い動物ですので
病院へ行く時などにはキャリーが必要です
小動物用ではフェレットの身体に対して小さいので
猫用のペットキャリーでOKです

その他にあった方が良いもの
上記の物以外で飼っていく上で必要になるのが
- 爪切り
- 耳掃除セット
- シャンプー
- 栄養剤
などがあげられます
これらはすぐには必要ないですが
飼育過程で必要になるので順番にそろえていきましょう
動物病院等で爪切りや耳掃除はお願いできるので
自分で爪を切るのが怖いといった場合は無理をせず、病院の先生にお願いするのが良いでしょう
フェレットを飼う際の注意点
フェレットは好奇心旺盛でとにかくやんちゃです
彼らは「遊ぶことが仕事」と言っても過言ではありません
気に入った物は口で加えてどこかに隠したり、
自身のお気に入りの高いお洋服であっても
モコモコしていてフェレットの気に入る素材だった場合は、彼等のオモチャになりかねません

また、フェレットは病気が多い生き物の為、費用や時間も必要になってきます
フェレットを家族に迎える前に、知っておいてほしい事が6つあります
- 暑さに弱いので夏場は室温管理をしっかりと
- ご飯を切らさない様にする
- 小さいものは口にくわえて飲み込む可能性がある為部屋はきれいにする
- 病気が多い為費用がかかる
- 噛み癖がある子が多い
- フェレット独特の匂いがある
これらを理解した上でフェレットを家族に迎えてあげて下さい
最後に
私が初めてフェレットを迎えた時は
生後3か月の2匹のフェレットを同時に飼い始めました
フェレットは可愛いですが
もちろん排便もしますし、悪戯も沢山します
噛み癖がある子もいてしつけも必要な子もいます
フェレットも意志がある為人間が想像している通りの行動は取りません
予想外の行動もします
可愛いだけでは済まない事も沢山あります
ですが苦労以上に幸せをくれます
これからフェレットを家族に迎えようと思っている方は
フェレットについてよく理解し、楽しいフェレットライフを迎えてほしいと思います
フェレット生活の参考に良ければこちらもご覧ください
(※具体的に解説が必要な箇所はこれから記事を増やしていく予定です)
最後までお読みいただきありがとうございます
まるこ
コメント