
色々調べたら
投資信託に投資するみたいだけど
投資信託ってなんだろう・・・
と思われた方もいるのではないでしょうか。
実は私もその一人です。
今回はつみたてNISAを始めるにあたって
必ずといっていいほど目にする投資信託について
初心者の方でもわかりやすくまとめました。

と思われる方は
下記をご覧ください😄
つみたてNISA、投資信託の仕組み
つみたてNISAをざっくり言うと
投資信託に長期にわたり投資し利益を増やそう!というものです
まず、投資信託についてです。
投資信託とは、その名の通り
投資を信じて託すことです。
わたしたち投資家から集めたお金を
- 販売会社【証券会社や銀行】
- 運用会社【運用方針を決める】
- 信託銀行【運用会社の指示により株や債券など売り買いしたり管理する】
=投資のプロ
がわたし達投資家に代わり
株式・証券・不動産などを運用する金融商品です
つまり運用のプロに任せる投資です。
分別管理を行うことで
【販売会社・運用会社・信託銀行】のいずれかの機関が破綻しても
投資家が預けた資金は守られる仕組みとなっています。
※分別管理…「投資家から預かっている資産と会社が持つ資産を別々で管理する」これによりたとえ投資家の資産を預かっている証券会社や信託銀行が倒産しても投資家の資産は全額保全されることになります。
分散管理を簡単に言うと
投資家の資産は投資のプロ達とは別の会社で保管してるから
もし万が一3つの投資のプロ達のいずれかが破綻して
差し押さえなんて事になっても
投資家の資産は別で保管しているから安心してね!
という感じです。
資産の保管の為元本の保証がされている訳ではありません。
なので私たち投資家は

と思った銘柄を選んで買うだけ!
運用中は専門家にお任せで基本的にはほったらかしでOKです。
投資信託で効果的に利益が出る3つの仕組み
そもそものつみたてNISAの利益についてです。
つみたてNISAは投資信託を購入します。
その投資信託が購入後に
投資信託の運用が好調の場合は
利益が出ることもありますが
投資信託の運用が不調の場合は
投資した額を下回って損をすることもあります。
投資信託の価格(基準価格)は
株ほどではないが毎日変動しています。
この価格が購入時よりも高くなった時に売却すれば
買ったときの価格との差額が利益となります。

売却時1100円だったら100円の利益ってことね!
しかし投資信託は元本保証がされていない為
基準価格は常に上がるとも限りません。
下がることもあります。
その場合は損失が出ることもあります。
分散投資
分散投資とはリスクを分散させる投資方法のことです。
多くの投資家が行っている投資方法で
損失を増やさない為の有効的な投資手法と言えます。
例えば
中国株式ひとつの資産のみに投資していた場合
中国経済が活況した場合は大きな収益が見込めますが
反面に縮減したら大損失となる場合があります。
ですが中国株式以外に
日本株や欧米株など、いくつかの資産に分散して投資した場合
もし仮に中国株が悪くなっても
他の日本株や欧米株の経済が堅調であれば
中国株の資産が損をしても
他の資産でその損失もカバーできるかもしれません。

と思われるかもしれませんが
投資信託はひとつ購入するだけで
国内外の株価指数、株式、不動産、証券など組み込む資産は多種多様で
沢山の銘柄に分散して投資してくれる為
自然と分散投資ができるのです。
わかりやすくいうと投資信託は
1つのお弁当に沢山の種類が入っている幕の内弁当の様なものです
積立投資
つみたて投資はまとまったお金を一度に投資する方法と比べて
お金を分けてつみたてた方が大きなメリットがあります
まとまったお金を投資した後、予想通り順調な実績で
推移すれば高い収益を確保できます。
ですが予想に反して低調の場合期待した収益が確保できません。
この場合、まとまった資産を低調なまま運用するだけになってしまいます。
ですが毎月、コツコツと一定の少額で買い続けた場合
購入価格が高い時に購入する時もあれば、
購入価格が安い時に購入する時もあります。
その結果、購入価格が平準化され、
価格変動のリスクを低減させる効果が期待できます。
分割して購入する時のポイントは購入金額を毎回一定にすること
投資信託の値段が下がった時には口数を多く買える為
結果的に価格のぶれ幅を抑えてリスクを軽減できます

投資信託の売却によって得た最終的な資産は
【基準価格(投資信託の値段)×保有口数】で決まる為
たくさんの量を買えば
その分最終的な資産を増やす事ができます。
例えばですが
毎月10,000円積み立てをしていたとします。
基準価格が1,000円の場合、投資信託は10口購入する事になります。
もし基準価格が500円に下がった場合は
この時の投資信託は20口購入できるという事になります。
長期投資
投資信託購入後の基準価格に一喜一憂したり
一時の下げに惑わされたりせず
長い期間でつみたてをすることが1番のポイントとなります。
投資信託のデメリット
上記でお話しましたが
投資信託は初心者の方でも安定的に、長期にわたり資産形成するには
もってこい!の商品という事はご理解いただけたでしょうか。
ですが、いいことばかりではなく、
デメリットもあります。
コスト
投資信託は投資のプロに運用を任せます。
その為投資家自身手間もかからず、お手軽ですが
信託報酬をはじめとするコストがかかってきます。
- 販売手数料…購入時
- 基準価額に対して1.08%~3.15%程度(販売手数料が0のファンドはノーロードと呼ばれます)
- 信託報酬…運用中
- 純資産総額に対して年0.5%~2.5%程度
- 信託財産留保額…解約時
- 基準価格に対して0.1%~0.5%程度
- 収益に対する税金
- 解約時の値上がり益(譲渡益)・分配金(普通分配)といった利益に対して20.315%が課税されます。※特別分配は利益ではない為課税されません
投資信託のコストは一概に何%というものではなく、
運用会社や販売会社によってバラつきがあります。
同じ投資信託でも販売会社によって販売手数料が異なることもある為
事前に確認が必要になります。
ブラインド方式
投資信託は証券取引所に上場している株の様に
刻一刻と変化する株価で売買する事ができません。
投資信託にはこのブラインド方式が採用されていて
適用される基準価格がわからない状態で
売買注文が受理されます。
その為株などと違ってタイムリーに売買ができないデメリットがあります。
さいごに
今回はつみたてNISAを始めるにあたって
知らなくてはならない投資信託についてまとめました。
投資する種類が
ただ【投資信託】と分かっただけで
理解していないと不安になりますよね。
長くにわたって付き合うつみたてNISA。
きちんと理解して始めたいですね😌
最後までお読みいただきありがとうございます。
まるこ
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